社内コミュニケーションが必要であることを前編をお話ししましたが、企業によっては社内コミュニケーションに期待する効果は異なると思います。これからいくつかの典型的な目的を紹介し、それらに必要なオフィス空間をご紹介致します。
目次
部署の区切りを無くしたフリーアドレス型の作業スペースがおすすめです。毎日異なる席に座ることで、多くの社員と顔を合わせることが可能なため、コミュニケーションの機会が自然と増えます。
予約不要なミーティングスペースの設置。打ち合わせのメンバー間の時間さえあえば、すぐに打ち合わせをはじめることができるスペースを用意することで、会議室の用意など事務的作業を省略することができます。
休憩等に使用するリフレッシュスペースの設置。雑誌や飲み物を設置し、誰でも自由に利用できる休憩スペースを用意することで、気軽にコミュニケーションの機会が増えます。カジュアルな会話がメインになるこそ、その人の性格を正確に理解することが可能です。
言語以外でも意思疎通が可能なことを利用し、オフィス家具の配置や空間レイアウトでコミュニケーションを行うことも可能です。個人スペースなどが例に挙げられます。もし個人スペースで仕事している人がいれば、通りすがりの人は静かに移動しますよね。実際に作業している人から静かにして欲しいとお願いするのは気がひけるが、このように、静かさが確保された空間があれば、社内では自然と認識を共有することが可能です。