パーテーションは短期間でオフィスを自由にレイアウトすることができ、希望のコンセプトに合わせてパーテーションの種類を選択できます。今回は前編後編と分けて、パーテーション工事の相場やメリット、そして活用できる場面をご紹介いたします。
パーテーションは主に天井まで届くハイパーテーションと一定の視界を遮ることができるローパーテーションがあります。それ以外にも素材によって細かく分けることができ、オフィスに導入する際はそれぞれの特徴を見比べて選択する必要があります。
またもしパーテーションが天井ピッタリに設置した場合、オフィス内の間取りを変更したことになるので、部屋追加の申請を行う必要があります。申請に時間をかけたくない方は、パーテーションの高さを調節し、天井とパーテーションの間に隙間を開けるようにしましょう。そうすると部屋とカウントされることが無いので、申請の必要がなくなります。
一方で、パーテーションの高さに関わらず、工事の際には消防設備についての指導が入ることがあります。そのため事前にビルの管理者へ設置ルールなどを確認しておくことをお勧めします。
一人でも簡単に持ち運びができ、自立しているパーティションはプロにお願いする必要もなく、低コストげ空間を仕切ることが可能です。最近ではコロナ感染予防対策としてデスク上に置く個人用のパーテーションもあります。予防対策としてだけではなく手元が周囲から隠れるため、周りの視線に気にすることなく集中して作業が行えると人気を高まっています。
下記のような座った状態でなら周囲が見えないほどの高さなら、目の前の相手との会話に集中できるので、周囲の声はそれほど気になりません。簡単な打ち合わせや休憩スペースなどにオススメです。
天井まで届くハイパーテーションはローパーテーションと比べ、施工時間が長く、コストもそれなりに掛るイメージがあります。しかしカスタマイズ性やセキュリティー面を見ると、オフィス開設に当たって必要な投資となるのではないでしょうか。
パーテーションは1枚単位で計算されることが一般的で、相場は一枚1万円程度となります。パーテーションの値段はその素材によって変動しており、遮音性が高いものやガラス張りなど、デザインによってその空間の用途も変わってきます。
20人が収容でき、遮音性の高い空間を作る場合、約100万円ほどと見ておいた方がいいでしょう。施工期間は大規模なものでなければ数日で完成します。
次回ではパーテーションが活躍する場面をご紹介いたします。